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憎たらしい愛兎に飼い主バカ全開な獣医学生の毎日。
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あけましておめでとうございます。
何とか首の皮一枚でつながっているような状態のこのブログですが、いらしてくださる皆様に対しましては本当ありがたく思っております。
これから就職と国家試験という二つの山場がありますが、できることならブログを細々とでも続けて行けたらな、と思っていますので、今後ともよろしくお願いします。



さてさて、堅苦しいお話はその辺りにしておいて。世の中はもうすでにお正月も過ぎ去り、新年明けましておめでとうございますなムードですが、我がblogはまだまだGWの話題を引っ張ります。
…あ、いえ。もう今回で終わらせるので勘弁してください、本当に。すいません。
というわけで最後の去年のGWネタです。



薬を処方され、何とか快方に向かい始めた胃腸炎。
そして世の中はGW真っ最中…しっかり休め…ません。
なぜなら、GWに突入すると同時に所属している研究室では「研究室旅行」なる行事が開催されるから。
本来ならば、喜び勇んで参加する行事です。
本来ならば、ね。


そんなこんなで、不安定な胃腸を抱えながら出発した研究室旅行。
さぁ、初日の予定は…?

鍾乳洞の探検コース。

あ、よく読めなかった方のためにもう一度書いておきますね。

鍾乳洞の探検コース。

です。
皆、ワクワクしながらキラキラした目で向かう車内、どうして自分だけ行くのを遠慮する等と言えましょうか。
若干調子が良くなっているような気もしたこともあり、もちろん参加。

頭にはヘルメットをつけ、長靴を履き、一通り一般客のコースを巡ってさぁ出発。
思いの外アップダウンの激しい順路。
澄んだ美しい水。
しゃがんでいても頭をぶつけそうになる場所をくぐり抜ける。
普段目にすることのできない美しい光景。
いやぁ、いい体験でした。
ただ一点を除けば、ね。
もちろん皆さんはもうおわかりでしょうが、胃腸炎の私。
もう往路の途中から景色など見る余裕はなくなっており、復路はいかにして早くここを去るか、その一点だけを考えていました。
アップダウンで胃腸が揺さぶられ、胃は痛くなるわ腸が動き出して肛門に力を入れなければならなくなるわでもう余裕などあるはずがありません。

そしてどうにかこうにか到着した出発地点。
しかしその出発地点からさらにまた歩かねばならぬのです。
もはや一刻の猶予すらままなりません。
後から聞いた話では、顔は真っ青だったようです。
が、そんな中サービス精神旺盛な案内のおじさま。
「集合写真を撮ってあげますよ!撮りましょう!撮りましょう!」と仰る。
…死ぬ…。
青い顔で引きつった笑顔を見せて撮り終えた写真。
終わった…と思った瞬間、おじさんが一言。
「ぶれてるからもう一枚!」
…今度こそ死ぬ…。


と、その後ようやく解放され、息も絶え絶えになりながらなんとかトイレに駆け込み、九死に一生を得た自分。
その後、買い出しが終わり、夜のお食事も何とか終え、一日目は終了。

二日目の予定は…?
カヌーで川下り
…これは私を殺すためにくまれた予定ですか?と聞きたくなるほどおあつらえ向きの予定。
そして予定されている時間を聞くと、3時間だと仰る。さらに寒いからしっかり着込んでいくようにとのこと。
これは無理だと判断し、泣く泣く車中一人で待ちぼうけを食らう羽目に。
さすがに行っていたら、何かしらしでかしてある意味忘れられない研究室旅行となっていたこと間違いなしですしね!←



…さぁ、後は帰るだけだと思っていたあなた。甘いです。甘すぎます。
カヌーが終わったと思ったら、次なる予定が待ち構えていました。

イチゴ狩り。

胃腸が死んでいるというのに、イチゴ食べ放題。
もうここまで来たら、もうこちらも意地でも食べてやろうと。
というわけで食べました。食べに食べました。

胃がきりきり痛みを発しているような気がしますが、そんなのは気のせいです。
腸が活発に動き出してグルグルいっているような気もしますが、それも気のせいです。
肛門括約筋が大活躍しているような気もしますが、きっとそれもただの気のせいです。



というわけで死に体で挑んだイチゴ食べ放題は自分をだましだまし終了。
ここでようやく予定を全て終え、帰路につき、恐怖のGWは幕をおろしたのでした。





さて次はお待ちかねのウサギの記事。
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なんと、まさかまさかの2日連続更新!!(ギリギリアウト!!)
ね、驚いたでしょ?←
別にびっくりさせたくてしているわけじゃないですが、何となく更新したい気分なだけです。
それもこれも、卒論が進まないどころかさらに仕事がさらに追加されて手に負えなくなってきているせいもあるわけですが。
終わりの見えない事というのは非常に辛い物でして。





何度も何度も暗い家の中で気を失い、再び気を失ったら今度こそ…という恐怖の中迎えた朝。
そのまますぐに病院へ行ってもよかったのですが、直近の5日ほどでバナナ数本とポカリしか口にしていないという状態
一体どんなハードなダイエットをしているのだ、状態なわけです。
これはさすがに何か食べないと体にも悪いと思い、ご飯とスープを。

しかし、胃腸が死んでいる身にはご飯一杯がまるでお腹が減っていないときの丼ご飯山盛りに匹敵するのです。
何度もくじけそうになりながら、何とか胃に押し込むことに成功。
そして迎えた病院が開く時間。
いそいそと病院へと向かい、診察を受けました。

問診から始まり、血圧を測られました。
…あれ?
血圧高くね?
なんて思ったのもつかの間、触診をするために横になるように指示が飛びます。
触診でお腹を押されるのですが、そこまで痛いところは特になし。
次に行われたのはエコー。

先生「…?今日何か食べました?」
自分「朝ご飯をなんとか。」

その時、一瞬先生の表情に「なんだ、大丈夫じゃん。」みたいなものが現れたのを私は見逃しませんでしたよ?←
結局、エコーの結果膵炎もないようなので、おそらく何らかの原因で胃腸炎になっているのだろうとのこと。

なんだかんだで処方箋もらって薬局へ。
薬の受け取りの際に薬剤師さんから薬の説明を受けました。

薬剤師「(薬の種類を見て)胃腸炎か何かですか?大変ですよね。」
自分「そうなんですよ…。」
(以下略

体が弱っているときというのは恐ろしいもので、多少の親切がとても身にしみるわけです。
しかもその薬剤師さん若くてかわええ
笑顔に嫌味がなくてまぶしい!!
なんて色々と思ってたら説明の時間も終わり、渋々薬局を後にし…

「すいません、ちょっと…」

振り返ると、そこにはカウンター越しに自分に向かって呼びかける別の薬剤師。
そうです。
薬のお代を支払っていなかったのです。
もう危うく犯罪者ですよ。
全く病気というものは、頭をぼーっとさせて惚れやすくさせるどころか犯罪者にもさせかねないのですね。
皆さんもお気をつけて。←

そんなこんなでお薬をもらった自分。
このまま回復に向かう…ところで、まさかの研究室旅行という一大イベントが待ち構えていたのです…!!





血圧が高いのはきっと遺伝のせいだと言い聞かせつつ、気をつけようとは思いつつ。




p.s. 次で終わらせます。そしてその次はきっとウサギの話題。多分…たぶん。
引き続き続編ですが、もうすでに全国的に季節は秋。
あまりの展開の遅さにすでに飽き飽きしている方もいらっしゃるでしょう…
しかし!
私はそんな飽き飽きな感情になど屈さない!負けない!
というわけで続けます。



トイレでやまぬ腹痛と睡魔との狭間で板挟みになりながらも何とか用を済まし終わるかと思った頃、それは唐突に訪れたのです。
最初にやってきたのは突然胃がキューッと絞られるかのような感覚
おおぉぉぉ…
苦痛に耐えていた次の瞬間にやってきたのは、「キーン」という耳鳴り
そして狭まる視界
すでに外界の音はBGMかと思われるほどに遠くなってきていました。
「これはまずい…!」と直感的に感じた自分は、何とか用を済ませトイレから出ようとしました。

…と、次の瞬間。
気がつけばそこはトイレ。
横には壁から外れたロールホルダー。
なぜか壁にもたれかかるようにしてへたり込む自分。
未だ夢うつつな意識と視界。
「まずいまずい…とりあえず寝床へ…」
と、トイレから脱出した自分。
ここでなぜか、「ウサギにこの胃腸炎が感染しては困る…!」と思った自分は手を洗うことに。
そして何とか手を洗い終わり、いざ寝床へ。

…と、次の瞬間。
気がつけばそこは手を洗った流しの目の前。
流しにもたれかかるようにしてへたり込む自分。
未だ夢うつつな意識と視界。
「NEDOKO…」
次こそ寝床へ向かうべく歩き出し…

めでたく寝床へ。
ではありません。
気がつけばそこは寝床の横の床。
なぜか倒れ込んでいる自分。
足には痣。
振り返ると倒れている物の数々。
と、ここでようやく意識が鮮明になった自分。
さすがにここまで意識を失ったことは過去にないので恐ろしくなり、朝まで起きておくことに。

「寝たらもう意識が戻らないかも…!」とかいう謎の強迫観念により寝床につかずに座椅子へ。
座椅子に座りつつ、毛布にくるまる自分。
そして帰ってくる静けさ。
と、次の瞬間。

ダンッ!!!

静寂を破る、黒毛玉の足ダン。
「おいおい…やめてくれ…こんな時に…」なんて考えて放置していたら

ダンッ!!!
ダンダンッ!!!!!


うわぁ、足ダンのお祭りやー!
…じゃありません。
仕方ないのでなでまわすことで落ち着かせました。
落ち着かせたところでケージへ。
「ふぅ、これで後は朝まで待つだけ…」と再びケージに目をやると、そこには訝しげな眼とピンとまっすぐに立った耳でこちらを伺う黒毛玉
…おい、飼い主がそこまで危険人物に見えるのか。
そして次の瞬間。

ダンッ!!!

もうね。
こんなに状態が悪いときにこういうことされると、本当踏みつぶしてやろうかt…(ry
嘘です。
ちょっとイラッとしたのは本当ですが、私も大人。
もう一度なで回し、今度こそ完全に落ち着いたのを見計らってケージへ。
ようやく戻る静寂。
そんなこんなで、再び意識を失わないかはらはらしつつ、病院を探しつつ、朝を迎えるのでした。





次かその次くらいで終わりそうです。
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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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プロフィール
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職業:
大学生
自己紹介:
卒論終わらない。国家試験?何それ、おいしいの?
…そんなウサギと犬にメロメロな獣医学科6年生。

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